人気ブログランキング | 話題のタグを見る

1-29 装備         9/19

1-29 装備         9/19_f0388849_22275329.jpg
フリーランと称し、自由に走ることができる時間を設けてもらった。道路を外れて、土漠の中を走る。真平らではなく、砂礫の風紋ができており、意外と走りづらい。このバイクでギャップで下手にジャンプすると、溶接したステップが折れるのではないかと、スピードが出せない。こぶを使ってジャンプしているメンバーがいた。このバイクで、よくそのようなことをする気になれるものだと思う。

右足は膝の靭帯が伸びきっており、ぐらぐらでステップに足を乗せているだけである。ニーグリップも膝が痛くてできない。撮ってもらった写真を見ると、へっぴり腰で乗っているのがわかる。


1-29 装備         9/19_f0388849_22280461.jpg
シンプソンのメットに、スキー用のゴーグル。日本に帰ったら、絶対シールド付きのヘルメットを買おう。ヘルメットの中の環境というのは、長時間のツーリングの場合非常に重要だ。視界の確保やベンチレーション機能などは、車にワイパーやエアコンがついているか否かの違いに匹敵する。

ノースフェイスの雨合羽。デザインがいいので気に入っていたが、登山用の雨合羽はバイクには向いていない。登山は運動して汗をかくことを前提にしているので、軽くて柔らかい。ゴアテックスを使っているが、どうしても耐水性に弱点が出る。新しいうちはいいが、古くなると風圧で水がしみてくる。走行中の風によるばたつきも布地を傷める。DIY店で売っている明るい色の安い通気性のないナイロン製の雨合羽で十分かと思う。厚手で内張りに網目があれば多少の保温も確保できるのでさらにいい。下には登山用のシンサレートのインナーを着ている。

SIDIのトライアル用ブーツ。ブーツは考えどころだ。今回のツアーではごつい皮のトライアルブーツに助けられた。しかし、ブーツは荷物になる。鞄の中がヘルメットとブーツでほとんどを占めてしまう。全体で考えるとショートブーツがいいかと思う。

ウェストポーチは娘の「星のガービー」。勝手に持ち出し、どろどろになって返したのでひどく怒られた。一眼レフを入れていた。

デイバックを背負っている。ペットボトル2本、雨合羽、パスポート、現金、フィルム、ヘッドランプを入れている。




by chukocb400sb | 2018-04-06 02:58 | 1 西安から敦煌 | Comments(0)

この旅行記は、シルクロードを西安からベネツィアまでレンタル・オートバイのパックツアーを乗り継ぎ、17年かけて走ってきた記録である。


by 山田 英司